新素材紀行シリーズ
食品原料
オキアミ魚醤
香りを気にせず、うまみとまろみを出す魚醤です。本製品を加熱することにより得られる 甲殻類のうまみが特徴です。水産加工品、小麦加工品、揚げ物、畜肉加工品に最適の魚醤です。
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●甲殻類特有のうま味
甲殻類の殻より生ずるグルコサミン物質を多く含んでいるため、甘みとうまみが増幅します。
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●ペプチドのバランスが良い
コクとうまみを増幅させる素となるペプチドを多く含んでいます。
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●うまみ調味料不使用
オキアミ本来の持つうまみが生きた魚醤です。
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●マイルドな香り
天然アルコール成分を含み、嫌な生臭み・腐敗臭はなく、マイルドな香りです。
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●アミノ酸リッチ
原材料のオキアミは蛋白質のアミノ酸バランスがよく、栄養価はきわめて高く優れた蛋白資源です。
製造方法
特長
酵素分解により精製・濃縮したオキアミをベースに、米麹を配合して発酵しました。ほのかなエビ様の香りと甘い発酵臭をあわせもちます。天然アルコール成分を含む発酵調味料としての役割と、天然アミノ酸とペプチドによる旨味付与の役割を持つ新しいタイプの調味料です。
○原材料: | オキアミエキス、米麹、食塩 |
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○表示例: | 魚醤 |
○荷姿: | 20kgバッグインボックス |
○保存方法: | 冷蔵(10℃以下)にて保存し、開封後はお早めにご使用ください。 |
※アレルゲン対象の原材料は使用しておりません。 ※製品中に沈殿が生じる場合がございますが、食品素材ですので問題はありません。
分析事例
品名 | オキアミ魚醤 | |
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性状 | 外観 | 褐色の液体 |
風味 | 褐色の液体で甘い発酵臭とエビ様の風味を有する |
試験項目 | 分析値 |
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pH | 5.50 |
塩分(%) | 15.0 |
Brix(%) | 40.2 |
大腸菌群 | 陰性 |
一般生菌数 | 3000/g以下 |
使用例
メニュー | 添加量 | 効果・使用方法 |
キムチ鍋 | 5~7% | 辛さがマイルドになりコクを付けます。 |
水産加工品 | 1~5% | 水産ねり製品や珍味など幅広く利用できます。 |
ポン酢 | 1~3% | すっきりとした旨味のポン酢になります。 |
めんつゆ | 1~2% | ダシ感が強まり、味がまとまります。 |
焼き肉のたれ | 4~7% | 深みを持ち、香ばしい香りを出します。 |
天ぷら(衣) | 5~7% | 香ばしい衣だが素材の味も活かします。 |
カレー | 3~5% | シーフードカレーのようなコクが出ます。 |
煮 物 | 1~3% | ダシ感を生かしつつ、味のふくらみが付与できます。 |
焼きうどん | 4~7% | 醤油とはひと味違う味になります。 |
パスタ | 4~7% | 魚介類との組み合わせで旨味が増します。 |